確定申告書を税務署に提出する前に。

平成30年分の確定申告書の作成が終わり、激混みの税務署へ提出してきました。
今回1箇所記入漏れがあり一旦自宅へ引き返す羽目になったので、次の確定申告の際に同じ轍を踏まないように備忘録を残しておきます。
確定申告書の作成方法ではなく、作成した確定申告書を提出する際に気を付けたいことを書いています。
筆者は青色申告ですが、白色申告でも基本的には同じです。

確定申告書が出来上がったら

作成した確定申告書の最終チェック

よく洩れがちな項目は提出前に改めて確認しましょう。
会計ソフトを使用している場合、ソフト側で対応出来ない捺印やマイナンバーの記載などは特に忘れがちです。ご注意ください。

  • マイナンバー(個人番号)は記載しましたか?
  • 住所・氏名・生年月日は間違いないですか?
  • 氏名の横に捺印はしましたか?
  • 復興特別所得税額の記入を忘れていませんか?
  • 源泉徴収票(原本)やマイナンバーカード(控え)の添付に不備はないですか?
  • 確定申告書の控えは用意しましたか?
  • 還付される税金がある場合、受取用の口座は記載しましたか?

私が今回忘れたのは一番下の「還付される税金の受取場所」でした。

税務署ですぐに書き込みが出来ればよかったのですが、通帳を自宅に置いてきてしまい出直す羽目に……。
不備にすぐ対応出来るようにと身分証明書やマイナンバーカード、印鑑は持ってきていたのにとんだ片手落ちです。

そこで確定申告書を税務署へ直接提出する際、一緒に持っていきたいものをまとめました。
備えあれば憂いなし。
これから提出するけど物凄く不安な心配性の方や、次の確定申告を迎えた私におかれましては是非ともご参考に。

税務署へ持って行くもの

スムーズにいけば必要ないものがほとんどですが、不測の事態に備えて持てるものは持っていきましょう。

  • 確定申告書一式(※必須)
  • 確定申告書の控え
  • 納税用の現金(※所得税の支払い等が発生している場合)
  • 印鑑
  • 筆記用具
  • 身分証明書
  • 還付金受取用の通帳または口座番号の控え

ちなみに確定申告書で書き損じた場合、訂正印は不要です。
書き損じた内容を二重線で消し、余白に正しく記入します。
参考:申告書の記載例|国税庁

税務署へ向かう前に

会場によりますが、大体とても混んでいますので注意しましょう。

3月に入ってからの確定申告は混む!

確定申告の時期はどこの会場も混み合います。
特に3月に入ってしまうと相当な混み具合が予想されますので、確定申告は出来る限り早めに行きましょう。

車で行く場合は駐車場問題に注意!

確定申告に殺到する人々を受け入れるだけのキャパシティのある駐車場完備の会場はそんなに多くありません。
駐車場前の道路にまで車が溢れ返ることも珍しくありませんので、可能であれば公共交通機関を利用するのがおすすめです。
会場の駐車場が空いていないからといって近隣店舗や路上に駐車するのは絶対にやめましょう。

提出だけの場合、受付はアルバイトの場合もあります。

※これは会場によってかなり違うので「あくまでこういう会場もある」くらいに考えてください。

「会場で確定申告書を作成する人」と「既に確定申告書を作成済の人」で受付が分かれている場合が多いです。
前者の方が時間がかかるので、混雑緩和のためにそうなっているのだと思われます。
この場合は税務署職員など詳しい人は前者の対応にまわるので、人手が足りない会場などではアルバイトが後者の対応を担当します。

アルバイトなので職員ほど詳しくない人が多く、受付時に数字を一つ一つ念入りに見てくれることはありません。
明らかな記入漏れ(氏名が書かれていない、捺印がないなど)は指摘してもらえると思いますが、それも担当の人によります。
(私の場合、「還付される税金の受取場所」が空欄になっていたことは指摘してもらえました)

おそらくですが、上記のような明らかな記入漏れや原本と控えの差異がないかなどを見ているだけなので、内容に不備がないかを確認して欲しい人はまた別途相談窓口に案内されると思います。
不安な人は並ぶ前に職員さんに確認しましょう。

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